始めに、水槽に泳ぐ鱧を、網ですくいシンクに放ちます。
暫く放っとくと、大人しくなります
ここからは、慎重に気を引き締めて作業します。
(鱧の口は、上二列下一列の、非常に鋭い噛み合わせになっているので、もし噛み付かれると、強靭な顎の為に、大変痛いそうです)
まず、私は右利きなので、左手に乾いた軍手(濡れた軍手では、滑る為)をはめて、鱧の上から胸ビレ辺りに、狙いを定めて慎重に一発で握ります!(ちょっと暴れますが、力でねじ伏せます)
そして、右手に握った出刃包丁で、背ビレの先辺りを、一気に押切します。(めっちゃ暴れますが、ここも力でねじ伏せます)
次は、血抜きの為に尻尾を落とし、落としたところの1センチ上辺りに、出刃を突き刺さし、まな板に押さえ突き刺さしたまま、左手の、首を引っ張ります。
すると、背骨の伸びる音がします
ここで、一段落なので少し緊張を解きます。
でもまだ、〆たての鱧の顎は、強靭なままなので、絶対に口の周りには気をつけなければあきまへん
それから、エラにS字フックを掛けて、尻尾を水に浸かる様にして吊るし、15~20分くらい血抜きをします。(写真)
ここ迄が、活け〆血抜きです。(^-^)b